陥没乳頭(かんぼつにゅうとう)とは、
乳頭(いわゆる乳首)が外に突出せず、内側に引き込まれている状態を指します。
見た目のことで悩まれる方も多いですが、
陥没乳頭は決して珍しいものではありません。
このページでは、
- 陥没乳頭とはどんな状態なのか
- 種類や原因
- 気をつけたいポイント
について、不安を煽らず、整理することを目的にまとめています。
陥没乳頭はどんな状態?
通常、乳頭は皮膚の表面から外に出ていますが、
陥没乳頭の場合は、
- 乳頭が平らに見える
- 乳頭が内側に入り込んでいる
- 指でつまんでも出にくい
といった特徴があります。
左右どちらか一方だけの場合もあれば、
両側とも陥没している場合もあります。
陥没乳頭の種類(程度)
陥没乳頭は、一般的に**程度(グレード)**によって分けられることがあります。
軽度
- 指でつまむと一時的に外に出る
- 普段は少し引っ込んでいる程度
中等度
- 指で引き出すと出るが、すぐに戻ってしまう
- 授乳やケアが難しいことがある
重度
- 指で引き出しても出にくい、または出ない
- 授乳が困難になることがある
※ どの程度に当てはまるかは、
医師の診察によって判断されます。
陥没乳頭の原因
陥没乳頭の原因はひとつではありません。
一般的には、
- 乳管や周囲の組織が短い・硬い
- 生まれつきの体質
- 成長過程で目立つようになった
- 出産・授乳をきっかけに変化した
など、体の構造によるものが多いとされています。
日常生活の癖や、
本人の努力不足が原因になることはありません。
陥没乳頭で起こりやすい悩み
陥没乳頭そのものが、
必ずしも健康上の問題になるわけではありません。
ただし、人によっては次のような悩みが出てくることがあります。
- 授乳がうまくいかない
- 汚れがたまりやすく、炎症を起こしやすい
- 見た目のことで人に相談しづらい
- 将来のことが漠然と不安になる
こうした悩みの感じ方には、
正解・不正解はありません。
必ず治療や手術が必要?
陥没乳頭があるからといって、
必ず治療や手術が必要になるわけではありません。
- 日常生活に支障がない
- 授乳に困っていない
- 本人が特に気にしていない
場合は、
経過観察という選択もあります。
一方で、
- 授乳が難しい
- 炎症を繰り返す
- 医師が治療の必要性を認めた
といった場合には、
治療や手術が検討されることがあります。
保険が使える場合があるって本当?
陥没乳頭の治療・手術は、
すべてが保険適用になるわけではありません。
一般的には、
- 授乳障害がある
- 炎症や機能的な問題がある
- 医師が「治療が必要」と判断した
場合に、
保険が適用される可能性があります。
見た目の改善のみを目的とした場合は、
自費診療になることがあります。
※ 保険の可否は、
診察を受けたうえで医師が判断します。
誰かと比べなくて大丈夫
陥没乳頭について調べていると、
いろいろな体験談や情報が目に入ると思います。
でも、
- 悩みの大きさ
- 気になるポイント
- 取るべき選択
は、人それぞれです。
「どうするか」を今すぐ決めなくても大丈夫です。
まずは知ることからで、十分です。
関連ページのご案内
- 手術・治療について
- 保険適用の可能性がある全国病院リスト
- よくある質問
- 体験談(当事者の視点から)
このページについて
このページは、
陥没乳頭についての一般的な情報をまとめたものです。
治療や手術の必要性、
保険適用の可否については、
必ず医師にご相談ください。
